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葬儀・法要の心得

危篤・訃報の知らせ

【危篤の連絡はどの範囲に知らせる?】
家族、親族のほか親しい友人や知人で最後の別れをしてもらいたい人に連絡をとります。知らせる範囲はそれぞれの事情で違ってきます。



【危篤の知らせを受けたら】
危篤を知らせてくるというのは、息のあるうちに一目でも会ってほしいと家族が考えてのことです。そのままの服装ですぐに駆けつけるのが礼にかなう行為です。仕事中でも上司や相手先に事情を話して急行します。



【離れた地域からの危篤の知らせには】
万一に備えて喪服を用意しますが、目立たないように持参し、ホテルのクロークや駅のロッカーに預けたり、あとから来る人に託したり、先方に失礼にならないような配慮が必要です。



【死亡の連絡を受けたら】
肉親や近親者であれば、どこに行けばよいのか(病院、自宅など)を確認し、すぐに駆けつけます。特に近親者は、家族にお悔やみを述べるとともに、通夜や葬儀の準備を手伝う気持ちで出向きましょう。服装は地味な平服がよいでしょう。
友人・知人で遺族から直接通知があるということは、とても親しい間柄ということになりますから、すぐに駆けつけます。どうしてもすぐに駆けつけられない場合や本人が不在のときは、弔電をすぐに打ちます。
※一般に沿った事例で表記してありますので必ずしも決定事項ではありません

弔問の仕方・故人との対面

【とりあえずの弔問】
近隣のなかでもとくに親しくしている場合は、すぐに弔問します。また手が足りるかどうか、近所としての手伝いを申し出ます。そのような親しい間柄でない場合は玄関でおくやみを述べて辞去し、あらためて通夜や葬儀に弔問するようにします。


【故人との対面】
故人と親しかった場合は遺族から故人との対面をすすめられることがあります。そのときは、「お別れさせていただきます」と謹んで対面します。
対面がつらく、取り乱してしまいそうな場合は、「お目にかかると、かえってつらくなりますから、失礼させていただきます」などと正直に伝えて辞退します。なお、どんなに故人と親しくても、弔問客のほうから対面を申し出るのは遠慮するのが礼儀とされています。


【弔問を控える場合】
不幸の知らせを受け、すぐにでもかけつけるべき関係であっても、事情によっては弔問をひかえたほうがよい場合もあります。

●出産や慶事が間近にある。
本人が出産間近であったり、身内の結婚式などの慶事が一両日中に迫っているような場合は、不幸の知らせをうけても、葬家への思いやりとして弔問を遠慮するのが礼儀です。心のこもった弔電を打ち、香典を郵送するなどします。弔問できない理由を説明する必要はないでしょう。とりあえずの弔問は終えても、葬儀当日に慶事が重なっているような場合も「結婚式なので・・・」などを具体的に理由をのべず、「やむおえない事情があり、欠席させていただきます」などと、ぼかして述べればよいでしょう。

●高齢や病気療養中の場合
連絡をうけた本人が病気療養中や高齢のために外出が困難な場合も、無理をして先方に迷惑をかけることになってもいけないので、弔問を控えます。付き添いがあり、遺族側も事情を承知の上であれば、弔問してもよいでしょう。ただ、その場合には通夜、葬儀には遠慮するようにします。

弔電の打ち方

【葬儀前日までに届くように】
弔電の申し込みは局番なしの115番かNTTの支局、営業所、郵便局、インターネットなどで受け付けています。電話受付は、午前8時~午後10時まで。午後7時以降は翌日の配達になります。インターネットでは24時間受付ています。


【喪主・遺族あてに打つ】
弔電のあて先は喪主になりますが、わからないときは「故○○様ご遺族様」とします。差出人名はフルネームで本文の最後に入れます。弔電の文例はハローページや郵便局の窓口に用意されています。できれば文例を参考に気持ちをこめたものにしたいものです。弔電であることを伝えると、弔電用のものが使われ、別料金をプラスして押し花や刺繍の弔電用の台紙が選べます。


【忌み言葉などに注意する】
弔電は。葬儀で披露されることもあるので、わかりやすい言葉を使うようにしましょう。また、宗教によって使わない言葉があるので気をつけましょう。「冥福」「供養」「成仏」「往生」などは仏教用語なので、故人が神道やキリスト教などの場合は使わないほうがよいでしょう。キリスト教では、お悔やみではなく、慰めとねぎらいの言葉を中心とし、「哀悼」「お悔やみ」などの言葉もつかいません。

香典について

【通夜、葬儀・告別式のいずれかに持参】
香典は訃報を聞いてすぐの弔問時には持参せず、通夜、葬儀・告別式のいずれかに持参します。
香典の金額は故人との生前の交際の度合い、送る側の年齢や社会的地位、地域のしきたりなどによって違ってきます。一般的には、市販の不祝儀袋を用いて先方の宗教、包む金額にあったものをえらぶとよいでしょう。蓮の花の絵がついているものは仏式以外には使いません。
水引は結びきりで、白と黒、黒と銀、銀一色などは、仏式、キリスト教式、無宗教に。神式は白一色、黄色と白のものもあります。


【表書きは薄墨で書く】
先方の宗教にあわせますが、わからない場合は、「御霊前」「御香料」「御香典」が無難でしょう。
神式では「御玉串料」、「御榊料」、キリスト教では、「御花料」「御霊前」などと書きます。
「御仏前」は四十九日以降の回忌法要に使います。連名であれば目上の人を右側に書き、4名以上の場合は、表書きは代表者の氏名を書いて、「外○名」として、氏名を書いた紙を同封します。
正式には薄墨を使います。市販の弔事用の薄墨の筆ペンを用意しておくと便利です。
中包みの表には金額を「金五千円」のように書き、裏には左寄りに住所と氏名を書きます。


【香典を持参する方法】
地味な色の袱紗(ふくさ)に包むようにします。袱紗は、直接ポケットやバッグにいれても香典袋が折れたりしわにならないようにするためです。包むときは、つめを左側にして中央に香典を置き、右、下、上の順にたたみます。


【香典を持参できないとき】
遠方であったり、事情でどうしても通夜、葬儀ともに出席できないときは、できるだけ早く香典を現金書留で郵送します。紙幣は持参するときと同じように不祝儀袋に包んで送ります。できれば簡単でもよいので、お悔やみと参列できないお詫びを同封しましょう。もしくは弔電を打ちます。また、同僚や友人に香典を託すときは、連名にするより、香典袋は個別に用意し、氏名、住所、金額などのはっきりと書きましょう。

供物・供花を贈る

【供物は喪家の意向を確かめてから】
地域によっても違いますが、故人や喪家とのかかわり深い場合に贈ることが多いようです。
仏式の場合は、線香、ろうそく、果物、干菓子類などが一般的で、故人が好きだったものを贈る場合もあります。祭壇や部屋、会場の規模などの都合もあるので、供物を贈る場合は喪家の意向を確かめてからにしましょう。


【供花は生花が一般的】
供花として、生花や花輪などを贈ります。地域性もありますが、花輪は会社や団体など、生花は親族や友人などが贈るのが一般的です。最近では花輪をかざるところは少ないので、喪家に確かめてから贈るようにしましょう。


【神式、キリスト教式のとき】
神式のときは、線香は供えません。神式の供物にはそれぞれのしきたりがあるので、喪家に問い合わせるか、現金を贈るほうが無難です。
キリスト教式の葬儀は多くは教会で行われます。宗派、教会によって決まりや習慣が違いますので、牧師、神父に相談し、その指示に従って準備をします。プロテスタントでは、生花のみを霊前に飾ります。フルネームを書いたカードを添えて、黒いリボンをつけて贈るのが一般的です。
カトリックでは、祭壇にはいっさいの供え物はしません。花を贈りたい場合は、自宅に届けるようにしましょう。

拝礼の仕方

【仏式】
仏式の場合、焼香や抹香による焼香が行われます。焼香は香気によって霊前を清め、仏や霊に対して敬虔(けいけん)な心を捧げ供養するという意味があります。会場により、座って焼香する座礼と、立ったままの立礼があります。宗派によって作法は違いますが、通夜や葬儀に参列して焼香する場合には、作法の違いにはこだわらないでよいでしょう。心身を清めて合掌するという目的は同じです。※宗派ごとの回数などは「葬儀のしきたり」を参照


【数珠の持ち方】
数珠は念珠とも呼び、通夜、葬儀・告別式、法事などの儀式でお参りするときに用います。あれば持参しますが、必ず用いなければならないということではありません。
また、宗派によって種類や用い方に違いがあります。長いものと短いものがあり、短いものは略式とされていますが、現在では短いものが一般的です。なお、神式やキリスト教式の通夜・葬儀には持参しないのがマナーです。数珠は左手で持つのが基本です。手から離すときには、バッグやポケットなどに入れ、畳や椅子の上に置かないように気をつけましょう。


【神式】
神式の通夜や葬場祭(葬儀)では仏式の焼香にあたるものとして、「玉串奉奠」が行われます。
榊の枝に四手(しで)という紙片を下げたものを祭壇に捧げます。玉串奉奠は、おおむね立礼で行われます。順番がきたら前に進み、遺族、神官に一礼をし、玉串を受け取ります。枝の根元を右手で上からつまむようにもち、左手で葉の下からささげるような形で受け取り、そのまま祭壇の前の玉串案(白木の台)の前まで進み、図のような作法で備えます。
玉串をささげたあとの拝礼は「二礼二拍手一礼」が基本です。「二礼二拍手一礼」とは、玉串を供えたあと、正面を向いたまま2回、深くお辞儀をして、次に2回忍び手(音をたてない)で柏手(かしわで)を打ったあと、最後に一礼をすることをいいます。

【キリスト教式】
カトリックでもプロテスタントでも、通夜、葬儀を通じて故人との別れの儀式では「献花」が行われます。花は菊かカーネーションのように茎の長いもの、白い花が使われています。また、最近では無宗教葬でも献花が行われることが多くなっています。
祭壇に向って一礼し、係りの人から両手で花を受け取り、祭壇に進みます。このとき花が右手にくるように持ちます。祭壇前で一礼し、花が手前に茎の根元が献花台に向くように右回しに回して、台上に捧げます。献花台に置くときは、必ず両手で行いましょう。

弔問の服装

【通夜】
最近では、一般の弔問客も男性はブラックスーツ(準礼装)、女性はブラックフォーマルと、通夜でも喪服を着ることが多いようですが、一般の人が通夜で弔問する場合は、本来、正式喪服ではなく、地味な服装(略礼装)でかまわないものです。
本来、通夜は知らせを受けとりあえず駆けつけるものなので、喪服を用いしていなくても失礼にはならないということです。


○男性
ダークスーツ(濃紺、ダークグレーなどの無地か控えめなストライプのスーツ)でかまいません。ワイシャツは白無地。ネクタイ、靴、靴下は黒にします。


○女性
グレーや紺の地味なデザインのワンピースやスーツ、黒のブラウスに黒のスカートでもかまいません。アクセサリーははずし、化粧は控えめにします。


【葬儀】
葬儀・告別式の場合も、本来は喪服を着るのは喪家側だけで、一般会葬者は地味な服装であれば喪服を着る必要はありません。しかし、最近は一般会葬者も通夜同様、喪服を着ることが多くなっています。


○男性
ブラックスーツかダークスーツを着用します。本来ブラックスーツは略礼装とされますが、最近は遺族や近親者も通夜、葬儀とブラックスーツを着用することが多く、それが礼装として通用するくらい広く着用されています。タイピンは付けず、カフスボタンも控えます。


○女性
ブラックフォーマルを着用する人が多くなっています。黒の上下の組み合わせや地味なワンピースでもかまいません。アクセサリーは基本的には着けませんが、真珠の一連のネックレスならかまいません。ストッキングも黒。バッグや靴は金具などの飾りのないものにします。和装なら、地味な色無地の一つ紋または三つ紋付の着物に黒喪帯、小物やぞうり、バッグも黒にします。

法要を行う側

【法要の準備】
四十九日や一周忌、三回忌など、法要を営むときには、準備を2ヶ月くらい前から始めましょう。招く人の範囲と人数を決めて、1ヶ月前までには案内状を送り、出欠の返事をもらいます。
施主(遺族)側は3回忌までは正式な喪服を着用しそれ以降は地味な平服でかまいませんが、施主側が一般の参列者よりもくだけた服装にならないように案内状には「平服でお越し下さい」と一言触れる気遣いが必要でしょう。


【準備の手順・ポイント】
(1)場所
どこで行うかを決めます。寺院、自宅、斎場など


(2)日時
原則は祥月命日(死亡した同月同日)に行いますが、命日以外に行うときは、必ず命日より前にします。まずは、菩提寺、僧侶の都合を聞いて決めましょう。


(3)招く人
招く人の範囲と人数を決めて、1ヶ月前までには案内状を送り、出欠の返事をもらいます。


(4)引き物
出席人数に合わせて、引き物(手土産)の手配をします。引き物の表書きは「粗供養」「志」などとし(関西では、「茶の子」も使われる)水引は黒白か銀色の結びきりが一般的です。


(5)会食
法要のあとの会食(お斎)の会食や料理を、予算に合わせて手配します。


(6)寺院への謝礼
奉書紙に包むか白封筒に入れ、表書きは「御礼」「御布施」「御経料」とし、法要の前にあいさつするときに渡します。また、宴席に供応しない場合は、「御膳料」を包みます。

法要に招かれたら

【返事を出す】
法要に招かれたら、出席するのが原則であり、案内状が届いたらすぐに出欠の返事を出すのが礼儀です。四十九日法要までは、遺族を気遣う言葉を返信に添えるとよいでしょう。なお、どんなに親しくても、法要の連絡を受けていないのに、日時や場所を問い合わせるのはマナー違反です。


【出席できないとき】
病気などで、やむおえず欠席する場合は、すみやかに欠席の返事をします。案内状の返信におわびの一文をそえるか、電話であらためておわびをするようにしましょう。 そして、法要の当日より前に届くように、供物料か、供物、供花などを贈る手配をし、出席できない理由とお詫びを記した手紙を添えます。供物料は不祝儀袋に「御仏前」と表書きし、現金書留で送ります。


【供物料を包む】
法要に出席するときは「御仏前」としてお金を包むか、供物を持参するのが一般的です。供物は線香、生花、果物、干菓子などか、故人が好んでいたものですが、現在では現金を包むことが多いようです。お金を包む場合、一周忌までは黒白または銀一色の水引を使いますが、三回忌以降は黄白や青白を使ってもよいでしょう。持参するときには、必ずふくさに包みます。


【出席するときの服装】
一周忌までの法要には喪服に近いものを着ますが、それ以降は、黒ではなく地味な平服でかまいません。男性はダークスーツに地味なネクタイと靴下、女性も地味なワンピースやスーツで、アクセサリーは目立たないものをつけるか、またはつけません。
「平服で」と案内状に記されている場合も黒ではなく地味な平服にします。


【神式の「霊祭」に招かれたら】
神式の五十日祭、一年祭といった「霊祭」に招かれたときのマナーは、仏式とほとんどかわりません。神式の場合は、焼香の変わりに「玉串奉奠」をします。
供物料は、黒白あるいは銀一色の水引に、表書きは「御玉串料」「御霊前」「御宝前」とします。
蓮の絵の入った不祝儀袋は使いません。服装は仏式のときと同じです。


【キリスト教の記念祭や追悼ミサに出席するとき】
カトリックもプロテスタントも、ともに供え物としては生花のほかは贈りません。現金を包む風習はありませんが、最近では、「御花料」として持参することも多いようです。お金を包む場合は白封筒か、市販の「御花料」用の包みを使います。服装は仏式に準じます。

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