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葬儀後の手順

1 お礼、あいさつ回り

◆寺院や神社、教会などには、葬儀の翌日か翌々日にお礼のあいさつに出向きます。葬儀の謝礼は、葬儀当日に渡すか、渡していないときは持参します。
最近は規定料金を設けているところもあるので、その場合は規定の金額を包みます。ない場合は、「どのくらいお包みすればよいでしょう。」と直接聞いた方がよいでしょう。

◆お札は、奉書紙に包むか、(水引はかけない)白封筒に入れます。相手に不幸があったわけではないので、不祝儀袋は使いません。 表書きは、それぞれの宗教に合わせ筆、または筆ペンなどを使います。ボールペンは避けます。持参するときはふくさなどに包み、渡します。



○寺院へのお礼
「御礼」「御布施」と表書きします。「お車代」「御膳料」などは、通夜や葬儀のとき、そのつど渡します。



○神社へのお礼
神社へのお礼は、斎主とその他の神官、それぞれ別に包み、「お礼」あるいは「御神饌料」と表書きします。



○教会へのお礼
教会へのお礼は、教会への「献金」として、オルガン奏者や聖歌隊には、別に「御礼」として包みます。世話になった神父や牧師にも別に「御礼」として包むことが多いようです。いずれも白封筒を使います。



※「布施」とは
現在では、仏事の謝礼として寺院に贈る金品のことを「お布施」ということが多いようですが、布施とは本来、いっさいの報いを求めないで他に何かを施すことをいいます。
布施には、3つの種類があります。その1つを「法施」といい、僧侶がお経を読んだり法話を伝えたりすることによって、人々に与える精神的な施しです。2つ目は「財施」で、信者が寺に物品や金銭を寄進するように、財物を施すことです。3つ目が「無畏施(むいせ)」で、他人に親切を施したり愛情を注ぐこと、さまざまな恐怖心から人々を解放することとされています。



◆葬儀で特別に世話になった人、迷惑をかけた隣近所などには、葬儀の翌日か翌々日、おそくても初七日までにあいさつまわりをします。



◆弔問にはみえず、弔電、供物・供花、香典を贈ってくれた人には、忘れずに礼状を出します。
また、葬儀で世話になった人で遠方に住んでいてあいさつに出向けない場合も、礼状を出します

2 香典返し

◆香典帳を整理します。金額別に整理すると便利です。
一般的には「半返し」といわれるように、香典金額の1/3から1/2程度の品物を返します。
ただし、その場返しの場合は高額のみ、忌明けをめどに返します。

3 故人の勤務先の整理

◆故人が在職中であったときは、職場へあいさつに出向きます。直属の上司や、葬儀でお世話になった人にお礼のあいさつをします。出向く前に、総務課などに電話で連絡をしておき、必要な手続きなどについても問いあわせておくとよいでしょう。
職場ではあいさつのあと、遺品の整理をします。机やロッカーに私物がある場合は持ち帰ります。
※写真や生命保険の証書などが残っている場合もありますから注意して見ましょう。

4 埋葬料、葬祭費の受け取り

◆故人が国民健康保険以外の健康保険(健康保険組合、政府管掌健康保険、共済組合など)に加入していた場合、埋葬料が支給されます。故人が健康保険加入者の扶養家族であった場合は、家族埋葬料が支給されます。どちらも申告制なので、社会保険事務所、または勤務先が加入している健康保険組合に申請をします。(死亡後2年以内)


◆故人が国民健康保険に加入していた場合や、国民健康保険加入者の扶養家族だった場合は、葬儀の費用として一定額が支給されます。金額や名称が異なるので、市町村役所の国民健康保険課に問い合わせをしましょう。

5 遺族年金の手続き

◆国民年金の第一号被保険者(20才以上60才未満の農林漁業・自営業・自由業・学生およびその配偶者)が死亡した場合は、国民年金から「遺族基礎年金」「寡婦年金」「死亡一時金」のいずれか1つが支給されます。市区町村役所の国民年金課に必要な書類を揃えて提出します。


◆故人が厚生年金に加入していた場合は「遺族厚生年金」が支給されます。また、ある一定の条件を満たしているときには「遺族厚生年金」とあわせて国民年金の「遺族基礎年金」が支給されます。申請は社会保険事務所に必要な書類を揃えて提出します。
※公務員の場合は厚生年金ではなく共済年金になりますが、手続きはほぼ同じです。

6 生命保険などの手続き

◆故人が生命保険会社の「生命保険」や郵便局の「簡易保険」に加入していた場合は、その保険金の請求をしなければなりません。保健会社に電話そして被保険者(故人)の死亡を伝え、請求に必要な書類を送ってもらい、すぐに手続きをしましょう。
※生命保険は全て自己申告が原則です。本人が誰にも内緒で入っていた生命保険があるかもしれませんので、必ず問い合わせると良いでしょう。

7 遺品の整理と形見分け

◆葬儀が終わってひと段落したら、遺品を整理します。まず、遺品を
(1)保存するもの
(2)形見分けや寄贈できるもの
(3)処分するもの
の3つに分けるとよいでしょう。遺品の整理で気をつけたいのが、遺産相続の対象になるようなものについてです。 対象になるようなものは、勝手に処分することはできません。整理しながらリストを作っておくとよいでしょう。

(1)保存するもの
日記、手帳、住所録、手紙などは後日必要になることもあるので、2~3年は保存しておくとよいでしょう。



(2)形見分けや寄贈できるもの
洋服、和服、時計などは原則として親戚で分けます。蔵書、趣味で収集した資料、作品、道具などは図書館や関係のある研究機関や団体に寄贈する方法もあります。



(3)処分するもの
遺族の手で処分します。大型家具、ふとん、衣料品等は各市町村へ問い合わせてください。

※やすらぎセンターでは、遺品の片付けサービスの紹介もさせて頂きます。お気軽にご相談ください。

8 忌明け法要の準備

◆四十九日(七七日)は「満中陰」といい、死者の成仏を願って、遺族、近親者、友人、知人を招いて忌明けの法要を行います。
僧侶、親戚と相談、日時・会場を決め、招く人を決めて案内状を出します。
(近親者には電話での連絡でもかまいません)
引き物・飲み物・お茶請けなどを手配し、法要のあとの会食の会場や料理を予算に合わせて手配します。

9 位牌・仏壇の準備

◆通夜のときに用意し、葬儀後は遺骨とともに後飾りに安置していた白木の位牌は、四十九日の忌明け後、菩提寺におさめます。忌明けまでに塗りの位牌(本位牌)を用意し、忌明け後に仏壇に安置します。



◆仏壇はなるべく法要までに購入し、開眼供養も併せて行うようにします。
最近は家具調の仏壇やコンパクトなタイプで部屋の雰囲気や間取りに合わせて選べる仏壇もあります。
※JA仏壇館でお手伝いさせて頂きます。ご相談ください。

10 墓地、墓石の準備

◆墓地がない場合は墓地の用地を準備します。(できれば1周忌までに)墓地には寺院墓地・公営と民営の霊園墓地などがあります。公営霊園墓地は自治体が管理、運営している霊園で、申し込みは抽選となります。
石碑工事はおおむね1ヶ月から1ヶ月半かかります。
※JA仏壇館でお手伝いさせて頂きます。ご相談ください。

11 忌明け法要と会食

◆僧侶をお迎えに行き(またはお車代を用意します) 僧侶が到着されたらお茶の接待をします。
仏壇・中陰段にローソクを灯し、お花を生け、供物を供えます。
施主は礼服または略礼服を着用し、数珠を持ちます。法要は、一同着席・読経・焼香・法話の順に進められます。その後会食(お斎)に移ります。(会食の前にお墓参り、納骨をすることもあります。)引き物や、お供物を分けて出席者に渡しお開きとします。僧侶にお布施をお渡しします。

12 納骨と埋骨

納骨は忌明け法要または百か日を目途として行います。葬儀当日に納骨する場合もあります。
事前にお墓の掃除をしておきます。納骨式には線香・ローソク・お花・お供え・桶・ひしゃくなどを用意します。
納骨の時には埋葬許可証、宗派によっては卒塔婆が必要です。
遺族の希望や宗派によっては分骨のうえ本山に納骨することもあります。

13 相続、納税に関すること

◆遺産相続は、遺言の有無や遺族の状況などそれぞれの事情で異なり、複雑な場合もあります。
また、相続人はプラスの財産だけでなく、マイナスの財産も引き継ぐ事になるので、場合によって多大な借金を受け継ぐこともあります。そして相続税の申告や確定申告が必要な場合もあります。
それらの事に対応できるようJAあいち知多では、毎月定例で「税務相談」「法律相談」の無料相談会をおこなっています。お気軽にご利用ください。

※無料相談会の場所・日程については、JAあいち知多の各支店、ジェイエイやすらぎセンターでご案内しています。(ジェイエイやすらぎセンター 0562-45-1300)

14 故人の確定申告など還付手続き

◆相続人は、故人が自営業を営んでいた場合は、亡くなった年の1月1日から死亡日までの所得税の確定申告を死亡日から4ヶ月以内にしなければなりません。これを準確定申告といいます。
故人がサラリーマンの場合で給与から源泉徴収されていた場合、勤務先で申告してもらえることが多くありますので、勤務先に相談するとよいでしょう。
故人の所得税額は、相続財産から債務として控除されます。
※サラリーマンであっても年収が多いとか、雑所得がある場合は確定申告をする必要があるので税務相談での確認をお勧めし ます。



◆医療費控除の確定申告は5年間にさかのぼって行えます。その場合一年ごとに区切って申告します。原則として10万円以上の医療費は控除の対象となります。
医療費控除の申告については、期間の定めはなく、いつでも税務署で受付てくれます。


法律、税務については、内容が複雑で基準の数字などが変更になることもあるので、専門家に相談されると良いでしょう。

15 お盆、お彼岸

◆お盆の時期は、一般には7月13日を「お盆の入り」とし、16日の「お盆明け」までの4日間をいいます。旧暦の7月または1ヶ月遅れで、8月にお盆の行事を行う地方もあります。
盆を迎えるにあたっては、仏壇をきれいにし、線香をたむけてお参りします。
宗派によっては、仏壇に精霊棚を設けます。仏壇の前に台(小机)を置き、位牌や三つ具足と季節の果物や野菜などを供えます。
13日には迎え火をたき、16日に送り火をたきます。
※宗派ごとに違いますので寺院にご相談ください。



◆人が亡くなって初めて迎えるお盆を「新盆」(初盆ともいう)といいます。忌明け前にお盆を迎える場合は、翌年を新盆とします。
新盆は故人の霊が初めて帰ってくるときなので、近親者や友人が集まって供養します。



◆3月の春分の日と9月の秋分の日を中日として、その前後3日ずつを合わせて7日間が「彼岸会の時期になります。お彼岸には特に決められた行事はありませんが、この期間、各寺院では彼岸法要が営まれることがあります。各家庭では、お団子やぼた餅・おはぎを作って仏壇に供え、先祖を供養し、墓参りをします。

16 年忌法要

◆死亡した同月同日の命日を「祥月命日」といいます。また、毎月の死亡した日と同じ日を月の命日(月忌)と呼びます。 年忌法要とは祥月命日に行う法要のことです。
死亡した翌年の祥月命日(死亡後満一年)が一周忌、その1年後に行うのが三回忌です。法要は、祥月命日より遅れて行うことはよくないと言われています。寺院のご都合を確認して日程を決めましょう。三回忌くらいまでは、近親者や友人、知人を招きますが、7回忌以降は、ごく内輪で営むことが多いようです。
※年忌の数え方は、年忌表を参照



◆四十九日法要同様、場所と日程の決定をし、参列者へ案内をします。参列者への引き物や会食の準備をして、年忌法要を営みます。

年忌表
年忌法要 死亡からの年数
一周忌 翌年
三回忌 満二年目
七回忌 満六年目
十三回忌 満十二年目
十七回忌 満十六年目
二十三回忌 満二十二年目
二十七回忌 満二十六年目
三十三回忌 満三十二年目
三十七回忌 満三十六年目
五十回忌 満四十九年目

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